表題の通りリアンプ実験をしました。配線図は以下の様になります。
Mac → Apogee Duet2 → Radial Reamp → Mesa/Boogie Triaxis → (パワーアンプ) → Countryman Type 85 → Apogee Duet2
最終的にDAW上でキャビのIRを読み込みます。
今回使ったのは個人的に愛用している、Rosen DigitalのMesa/Boogie 4×12(oversizedではなく普通の)の2番です。
TRIAXISの設定は以下の通り。これはライブで使用したプリセットそのまま使ってます。
ホンモノのキャビで鳴らすと気持ちよい音にしている、、はずなのですが、結果的にIRをはめるともの凄い暗い音になったのも興味深いところでした。
確かにAxeFX2で宅録するときに気持ちいい音色をライブで使うと、もの凄くハイが痛い音になる事が多かったので、ライン録りの時で気持ち良い音色と、キャビで出して気持ち良い音色は若干差異があるようです。
比較音源は全部で5種類。
1. パワーアンプ無し(Triaxis → Countryman直結)
2. Mesa/Boogie 2:50 パワーアンプ
3. Mesa/Boogie Mark V:25 のReturn差し(パワーアンプ部のみを使用) 25Wモード
4. 同上の10Wモード
5. Triaxis → Fractal Audio Axe-FX2(キャビブロックだけ使用) → Apogee Duet2 (DAW上ではIRオフ)
■Mesa/Boogie Stereo 2:Fifty Power Amp
■Mesa/Boogie Mark V:25
前半の刻みは8小節ごとに切り替わります。後半のコードは4小節ごとに切り替わります。(BPM178換算) YouTubeに動画でアップしました。
映像を見た方が切り替わりがわかりやすいのですが、YouTubeだと音が圧縮されているので、こちらに素の非圧縮波形を置きました。(24bit/48khz)
ReampTest_Poweramp.aif
微々たる差ですが、それぞれ微妙にキレが変わりますね。
6L6とEL-84の違いもあるのか、意外と25Wがシャープで良い感じです。
Countryman以外でスピーカーアウトを受ける事が可能なDIは、NeveのRNDIがあります。
今回は手元にCountrymanしかなかったのですが、個人的にはCountrymanよりRNDIのサウンドの方が好きです。